高天原3丁目

「日本人の気概」をテーマにしました。日本人の心を子供達に伝える事は今を生きる僕たちの使命だと考えます。コピペ非常に多いです。?ご了承下さいませ。

五省

五省(ごせい)

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大日本帝国海軍士官学校である海軍兵学校(現在は海上自衛隊幹部候補生学校)において用いられた五つの訓戒。


一 至誠に悖(もと)るなかりしか
〔誠実さや真心、人の道に背くところはなかったか〕

 

二 言行に恥づるなかりしか
〔発言や行動に、過ちや反省するところはなかったか〕

 

三 気力に欠くるなかりしか
〔物事を成し遂げようとする精神力は、十分であったか〕

 

四 努力に憾(うら)みなかりしか
〔目的を達成するために、惜しみなく努力したか〕

 

五 不精に亘(わた)るなかりしか
〔怠けたり、面倒くさがったりしたことはなかったか〕


五省は昭和7年、当時の海軍兵学校長 松下 元(はじめ)少将が創始したものです。

松下校長は、将来海軍将校となるべき兵学校生徒の訓育に意を用い、日々の各自の行為を反省させて明日の修養に備えさせるため、5ヵ条の反省事項を考え出し、これを日々生徒に実施させました。

その方法は、毎晩、自習終了5分前になるとラッパの合図を鳴らし、生徒はそれによって自習をやめ、机の上を片づけて瞑目静座し、当番の学生が五省を発唱し、各自心の中で反省するものでした。

 

今も五省海上自衛隊幹部候補生学校に継承されています。